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カラーズ

世の中には
音から色が見えたり
数字に肌触りを感じたりしちゃう人が
千人に一人くらい 居て
超感覚の持ち主と言われている。




新政のécru(生成)を頂いた時
一口含んで その超感覚なるもの かくや?
と驚いた。

色に例えるなら
ラベル通りの大好きなベージュ。
上品だけれどお転婆で
親しみの湧く チャーミングさ。

あのショートカットの
女優さん、あんなかんじ。

…どんなだよ(笑)


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上立ち香は もやっとした春霞。
柔らかく 艶かしい。

テクスチャーは 片栗粉、新雪のぎしぎし。
まるで粉雪。
ずるいぞ、これ大好きな粉っぽさだ。

質の高いイモ焼酎の
あの、芋羊羹な舌触り。
唇まで粉々しちゃう あの感じだ。



含むと フレッシュな紅玉。
心地よい酸っぱさが奥歯の後ろの
敏感な唾液腺をくすぐる。

甘味はさらっと淡白なのに
旨味がウエットな女子の様にまとわりつく。

協会六号酵母のせいなのか
酒米である 秋田酒こまちのせいなのか。
蔵人のテクニックなのか。
酔いがまわるにつれて攻めてくる色味。




これによく似たワインを
私、知ってる。
ルフレーヴのバタール・モンラシェだ。
00〜02年位のオールドヴィンテージ。




あー、だから、私は新政が好きなのか、と
改めて実感した。


わかる人だけわかればよい。
そんな潔いデリケートさ。


このギリギリの熟成加減を思う度
この人、
樽の側で どれ程寝起きしたの?と
お酒に嫉妬してしまう今日この頃です。