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蜂蜜時間

ボジョレー仕事の打ち上げで 思いがけず スペシャルなワインに出会えた。
 
 

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Chateau d'Yquem 1976. 
高貴な眠り姫。
 
 
彼女はグラスに注がれながら 輝きと粘度と 不透明な複雑さを私達に見せつけるけど 生憎そこに座しているのはワインに詳しい人間ばかり。
もちろん誰も グラスに手をつけない。

 
香りを少し聞いてから口に含んでみると 
ポテンシャルのを高さに驚く。
「官能的、なんて言葉ではとても物足りない。』そう言って隣の席の友人がため息をついた。

彼女は銀座の小さなワインバーでソムリエをしていて 多分このワインだって年代違いで何度も飲んでいるはずだ。

一口 含んで見ると 香りが 端で薄まることなく分厚く広がる。華やかで豊かで 美しい、まるで銀幕の女優。グラスの中から綺麗な高笑いが聴こえた気がした。
 
 
 
 
古いイタリア映画で 美しく豊満な女優さんが 真夜中に噴水の中で遊ぶシーンを観たけど・・・ あれは何て映画だっけ?
 
Dolce Vita? La Dolce Vitaフェリーニだ。
 
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Che bella!
 このワインが女性ならこんな感じでしょうか?
こんなスタイルだと 下着選びも大変ですね…
 
 
 
 
 
 
 
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ディケムの余韻を忘れたく無くて直帰。
外に出ると硬質な空気。
冬は無口だけど 確実にやってくる。
 
 
 
 
電車の中で友人が 書き留めたワインのメモを 見せてもらった。
Plenty of honey, heather and orange peel are displayed on the nose with hints of peach and apricot
 
.…(笑)
 
フランス人の癖に簡単な感想を英語で書くなよぉ…と 思いつつ、確かに これ以上は無理。
 
 
 
 
 
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 いつものパカレ、コサールと 後は頂き物のルイ・ジャド。
何れも 重さも果実味もバランスも悪くない、結構なお味でした。
 
 
…が、しかし
その後.飲んだ 三重の日本酒、「八兵衛」が 筆舌尽くし難いシロモノ。
…やっぱり日本酒、すごいわ、と ため息。
 
 
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酒屋八兵衛 山廃純米(酒米 伊勢錦 )