隠れ家好き

バレンタインは隠れ家三昧だった。
 
f:id:masamin0104:20160215221836j:image
表参道のワインバー「CORK」
2つのコースのメニューから私達はプリフィクスを選び それに泡とアミューズを追加。
 
f:id:masamin0104:20160216104721j:image
 
f:id:masamin0104:20160216104738j:image
 
f:id:masamin0104:20160215221330j:image
実は意図のある小さなアミューズ
喉と胃が程よく刺激された所で
食事がスタート。
 
 
前菜1品目。
f:id:masamin0104:20160215222215j:image
 
f:id:masamin0104:20160215222046j:image
予めセレクトしていた白ワインと前菜。
私は野菜のポワソン、お連れ様は鱒にたっぷりお野菜とチーズをかけたもの。
仲良く半分こ。
 
 
前菜の2品目,
f:id:masamin0104:20160216081341j:image
 
f:id:masamin0104:20160216081357j:image
甘いトカイのワインに 合わせたのは
カリカリのバタートーストの上にフォワグラと言う意外性のある組み合わせ。

ソースは 黒糖に これでもかと散りばめられたローストした胡桃。胡桃が香ばしく舌に新鮮な甘み。
一口頬張って ワイン。
うん、これすごく美味しい。
 
 
 
そして メイン。
f:id:masamin0104:20160215222252j:image
山梨、チリ、オーストラリアの三本の赤からシャトー勝沼の鳥居平をチョイス。
実はお初のワイン。
 
最近の日本のワインってなかなか凄い。MieIkenoやSOGAも有名だけれど こちらも 日本のグラン・クリュと呼んで良い程の素晴らしいワイン。朽ちていく完熟みかんの香りはブルゴーニュのお高いワインに負けていないし 舌に残る濃いミネラルも堂々たるもの。歴史のあるテロワールからの贈り物なんだなぁと感動。

哲学的で思慮深く ちょっとひねくれて 今日の私達にぴったりな一杯だった様に思う。ゆっくりゆっくり頂いた。
 
f:id:masamin0104:20160215222425j:image
山梨の インテリジェンスを感じるワインには 北海道の食材を使ったメインディッシュ。
 
柔らかなローストビーフと お肉にまったく引けを取らない肉厚の王様椎茸。ワサビと柚子胡椒のソースは控えめながら 甘めの牛肉を最後まで飽きさせずに愉しませてくれた。
トッピングの薄いゴボウのチップスもソースを吸って香り高く美味。
 
 
 
f:id:masamin0104:20160215222729j:image
オプションで栗のムース♡
 
 
 
最初にワインありき。そしてワインに合わせた一品一品も新鮮な味わい。
マリアージュを気軽に楽しめ 難しすぎず崩れすぎず バランスが良いお店だと思う。
 
同じ建物の裏側にあるAtaも以前訪問した。そちらのワインとフードも良かった。ただ どちらかと言うと女子会向き。ザワザワと言うより キャッキャした声が耳についた。

丁寧なワインやフードの説明も含め 私はCORKの方がしっくりきたかな。
 
ガラス張りで 路地に面したロケーションながら
誰でも受け入れるわけではない 薄い薄いベールを張っている感じもなかなか好き。
そう言った意味では十分隠れ家と言える。
 
 
 
 
 
「Bar Cafca。」
ほろ酔い、お腹は八分目と言った所で 
二軒目の隠れ家へ。
f:id:masamin0104:20160215222855j:image
暗い階段を下りると ひんやり感が心地よい洞窟みたいな空間。
 
…隠れ家と呼ばれるバーにありがちなのが 
慇懃無礼」なバーテンのお節介な口上。
プライドの高いバーテンは多いし そうでないと困るのだけれど お客にお酒の指導や指摘までしちゃうのは嫌味。

「君らプロなんだからお酒を知ってて当たり前でしょ。お客様を気分良くさせのが 本来のお仕事なんです。お酒は説明されて飲むものでは ないのだから(ソムリエもそうだけれどね。)」と、言ったのは田崎氏。同意です。
 
こちらのお店は その辺りがギリギリ加減。どう答えるかな?と試した質問にも 許容範囲っすねと言える回答だった。

カクテルはどれも美味しかったし 囁く様なBGMにも 石のカウンターに影を落とすドライのプランツにも 彼の美意識、世界観が反映されて いて素敵だった。

次回はぜひコーヒーを飲みに行ってみよう。
 
f:id:masamin0104:20160215223152j:image
 
f:id:masamin0104:20160215223210j:image
 
 
 
 
 
 
実はこの後 青山界隈を回遊しつつ 謎の居酒屋さんにも連れて行って貰ったのだ。
なのに酔って写真をさっぱり撮らなかった上にメニューもうろ覚え。
後から店のお名前だけ教えて貰った。
 
「うどん居酒屋 中西」
 
ここもかなり 隠れ家度の高い居酒屋。小さな入り口に案外広めの 店内。
スペースが複雑に仕切られていて トイレから無事に自分のテーブルに帰ってこれるか不安になった。夜中の青山で この店にたどり着けたらさぞかしホッとするだろうな、なんて思う。妙に落ち着いて大好きな梅水晶をパクつく私達だった(笑)

食べログの評価も良いですね。
 
 
 
 
 
 
翌土曜は大塚へ。
「串駒」
 
f:id:masamin0104:20160215224026j:image
開けたのは異次元の扉だったみたい。

 
f:id:masamin0104:20160216083942j:image
 
f:id:masamin0104:20160216083950j:image
 
f:id:masamin0104:20160216084016j:image
写真が全部ボケボケw 
実は 待ち合わせのヒルズでかなりのビールとワインを飲んでしまい メインのお店に入る前にすっかり酔っ払いになっていた。そういう時はオートで撮れよ、…はい、すみません。
 
飲みたかったお酒が全て揃っていた。
そのどれもが 心憎い料理と共に最高の飲み頃で 運ばれてきた。唯一無二の隠れ家だと思った。

有名な蔵主たちがサインをしていった襖、きしむ階段、飴色の柱…年老いては いるけれど お尻の青い子供なんかに 媚は売らない。
矍鑠とした老紳士のようなお店。

そんなお爺ちゃまが近くに居たなら 絶対に 恋に落ちちゃうだろうな。
 
 
 
 
 ☘
私の子どもの頃の隠れ家は 押入れや テーブルの下だった。ビスケットやジュースを持ち込んで漫画を読んだり塗り絵をしたり、猫がきたら入れてあげたな。
 
見つかりにくく 、見つけても入りにくい場所で 居心地を確かめたり 何をするか考えたりは とても楽しい。

寂しがり屋がきたら 入れてあげる。そんな事をひたすら今もしている。
成長してないんだな、多分。